グルテンフリーであなたの肌質や体調が解消されるかもしれません
★この記事は以下のような方に向けた記事となっています。
・頭痛や倦怠感があるが原因がわからない方
・健康意識の高い方
・グルテンフリーのに興味がある方
この記事は以下の3つの情報を記載しています。
・グルテンフリーの基礎知識
・グルテンフリーのメリット・デメリット
・グルテンフリーでも食べていい食品や代替品
昨今、目にする機会が増えてきた「グルテンフリー」というキーワード
芸能人やモデルの中でも実践している人がいることは知っているけど、
「そもそもグルテンフリーがよくわからない・・・」
そんな方も多いかと思い、グルテンフリーの基礎知識をまとめました。
目次
グルテンフリーとは
そもそもグルテンフリーとは、”グルテン”という成分を食品を摂取しないようにするライフスタイルのことを指します。
そのグルテンフリーはそもそもセリアック病患者の食事療法として開発されました。セリアック病とは、グルテンに対する遺伝性の不耐症であり、小腸の粘膜に特徴的な変化を起こし、腹痛や倦怠感、吸収不良が起こる病気です。
グルテンとは
私たちが普段よく口にするパンやパスタなどは、小麦粉が主原料です。
そしてその小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」というたんぱく質が含まれているのですが、小麦粉に水を加えてこねることで、この2つが絡み合い「グルテン」になります。
グルテンには食品をふっくらさせたり弾力を持たせる性質があり、パンやケーキなどのお菓子のやわらかさはグルテンによって生み出されています。
私たちが普段口にする「パスタ」や「ピザ」、「パン」や「スイーツ」など小麦を使用している食品にはほとんどグルテンが含まれています。
グルテンには食品に粘り気と弾力を与える効果があり、パスタやうどんのもちっとした食感や、パンのふわふわとした食感は、すべてグルテンがあるおかげです。
つまり、グルテンは食べ物のおいしさのもととなる大切な成分です。
グルテンには食べ物をおいしくするという効果がある反面、体への様々な悪影響も指摘されています。
グルテンの悪影響とは
小麦製品のおいしさには欠かせないグルテンですが、一方で悪影響もたくさんあります。
小麦のタンパク質「グルテン」は、分解されにくいという特徴があるので、腸の中にとどまります。そのうえ、腸の粘膜に「くさび」のように入り込んでしまいます。
これは便としても出ないし、栄養としても吸収されません。すると、粘膜が炎症を起こし、体の不調や肥満などにつながります。
さらに最も知られているのは、食物アレルギーの原因となることです。
小麦アレルギーをはじめ、セリアック病、グルテン不耐性などグルテン関連のアレルギーは非常に多く存在します。
グルテンによるアレルギー症状は、アトピーや喘息など目に見えてわかるアレルギー反応もあれば、原因不明の頭痛や腹痛、倦怠感、肌荒れなどのアレルギーと自覚しにくい症状もあり、人口の数%がかかっていると言われています。
このような症状に悩んでいる方で、原因がピンとこない方はグルテンによるアレルギー症状を疑ってみてもいいかもしれません。
グルテンフリーを実践することで肌が綺麗になったり、花粉症が改善したりするような人は、実はグルテン不耐性だった、というケースも少なくありません。
またグルテンの慢性的な接種によって「リーキーガット症候群」という重篤な症状を引き起こすことがあります。
リーキーガットとは、簡単に言うと腸に穴が空き、腸内にあるべき細菌や食べ物が体内に漏れ出してしまう状態のことで、アレルギーの原因となったり、肥満や糖尿病、肝臓病やうつ病などを発症してしまう危険性があります。
このような心身への影響から、グルテンフリーを実践することで体質が改善したり、肌がきれいになった人たちがたくさん出てきたので、グルテンフリーは食や健康意識の高い人に支持されることとなりました。
グルテンフリーのデメリット
グルテンフリーを行うことによって期待できるメリットもある一方デメリットも存在します。
私たちの周りにはたくさんの小麦が含まれる製品が存在しており、完全にグルテンフリーを実行するとなると
「多くの美味しいものが食べられなくなる」
という大きなデメリットがあります。パンやピザ、ケーキはもちろんのことハンバーグや揚げ物などのパン粉を使用する食品を食べることができなくなってしまいます。
そこで実際にグルテンフリーで体調改善などを期待している方は、極力グルテンの含んだ食品は食べないという「ユルいグルテンフリー」をおこなっている方が多いようです。
グルテンフリーのメリット
グルテンフリーのメリットは以下の通りになります。
・体質の改善
・肌質の改善
・肥満が解消され、ダイエット効果が期待される
・腸が整う
・生理痛や生理不順が改善する
グルテンフリーの食品として注目されているものの1つに大豆ミートがあります。
大豆にはグルテンが含まれていません。大豆は良質な植物性たんぱく質含んでいるうえ、食物繊維やミネラルなどの栄養も豊富です。その上グルテンフリーなので、グルテン不耐症などの疾患がある人でも安心して食べられます。
大豆ミートって何?その種類や使用方法・ダイエット効果などを徹底紹介!
まとめ
いかがだったでしょうか
グルテンフリーに期待できる効果やメリット・デメリットがわかったでしょうか
グルテンフリーを行うと多くの美味しいものが食べられなくなるという記載をデメリットとして挙げましたが、お米やそば粉、大豆ミートはもちろんのこと、今では豆で作られた麺も販売されており、グルテンフリーへのハードルは下がりつつあります。
その他にもコンビニやスーパーでグルテンフリーの弁当や食品を見かけた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これだけグルテンフリーへのハードルが下がっている今、ぜひあなたもユルいグルテンフリーから始めてみてはいかがでしょうか